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江國 香織 「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」


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恋愛の物語10篇を収めた短編集です

この作者の作品はそんなにたくさん読んでいる訳ではありませんが
ほのぼのとした癒し系の恋愛から 割とハードな恋愛まで 
恋愛小説を書けば 随一…かどうかは判りませんが
(何せ 私はあまり恋愛小説を読んでこなかったので)
どのお話も すんなりと受け入れられてしまうという事は 
やはりそういう事なのではないでしょうか

それぞれが とても短い10篇ですが
恋愛のエッセンスが ギュっと濃縮されていて
読んでいてとても心地よかったです

ハッピーエンドの物語ばかりではありませんでしたが
でも、ほんとうは それが日常ってものなんですよね
何も特別ではない ただ昨日から明日へと続くだけの日常

そんな もしかしたら私の物語でもあるかもしれない物語
だから すんなりと受け入れられるのかも知れません
(もちろんそれは 恋愛をしているかしていないかに限らず…です 笑)

「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」

もしかしたら 誰の人生にも、この立て看板が立っているのかも知れません



古井由吉 「野川」


2012160.jpg

この作品は 私が今までに読んだ小説の中でも 特に面白かった1冊だと思います

ですが…この物語のあらすじを言うのは非常に難しいです…

色々と引用してますが…(汗)
語り手である「私」が、友人の井斐(いび)・内山を通して
生きることや死ぬこと 病や虚無感に襲われること 情を通わせること…そして戦争
3人の来し方を語りながら 
生きていると同時に付随してくる そういった出来事の奥深くに 導かれて行く
そんな物語です

生きるということを問いかけている……訳ではありません
生の淵に立たせ そのぽっかりと開いた深淵を覗いている
そんな印象です

ただ覗いているだけなのに 言葉の一つ一つにリアルな息遣いを感じてしまう…

この小説(というか 作者?)の凄いところは 
普通なら 行間で語られるところまでを 全て文章にしてしまっている…
そんなところではないかと思います
それが 付けたしや蛇足になっていない
ただただ語っている

これぞ小説 小説の中の小説
そんな気がしました
 
凄い小説…というより 凄味のある小説だと思いました




気が付いたら 1週飛んでました

右向いて左向いてたら 2週間
時間が経つのが早すぎるー!!



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2012.06.03 / Top↑
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